根津美術館 柴田是真展へ
昨日は代休だったので根津美術館で開催されている「ZESHIN 柴田是真の漆工・漆絵・絵画」を観覧してきました。

私が初めて柴田是真の作品を観たのは4年前、ニューヨークのJapan Societyで開催されていた展覧会でした。
その時に目を奪われたのは青海波塗。
漆に卵白を加えて粘度を高め、櫛を使ってダイナミックな波文様が描かれていました。
近年に入って白漆と顔料が開発されるまで、漆の色にそんなに鮮やかなものはありませんでした。
実際是真の作品には、近年見るような鮮やかな色使いのものはありません。
だからこそこの青海波文様がとても力強く印象に残ったのだと思います。

蒔絵師としてだけでなく絵師としても名を馳せた柴田是真。
展示の後半には是真が描いた絵画も展示され、漆では表現できない鮮やかな色彩も用いられています。
現代の色とりどりの漆をもし是真が用いたとしたらいったいどんな作品が出来上がるのか、思いを馳せた瞬間でした。

今の時期は根津美術館の紅葉もとても美しくお散歩も楽しめます。
会期は12月16日まで、おすすめです。
根津美術館 柴田是真展へ_a0170337_21511163.jpg


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by aizuyatokube | 2012-11-28 12:00
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